日々のいろいろな場面で使用する防衛機制を
注意深く観察し分析し分類していくのが我々の仕事である
あの人が嫌いになったのはこれが原因とか
いつまでもマザコンでいるあいつにはもうつきあいきれないとか
それは一番下の次元の出来事であって
その上の次元で抽出できる
防衛メカニズムや心の働きを抽出して分析しているのである
内容と形式の問題という分類にもやや近い
まあ、そんなところの分析にやや専門性が発揮されることがある
何でかんでもエディプスコンプレックスだとか言い張る時代も終わったと思うし
何でも幼時のPTSDに関係づけて
ほじくっていく面接に関しての反省も一通り終わったと思う
もうそのようなプリミティブな段階ではないのである
たとえば母親が許せないのが問題のひとつであるが
その構造はどうかがもう一つの問題である