不遇な人

世の中に不遇がある

とても優秀な人が

全く偶然に地位も報酬もいい仕事も与えられない場合があり
本人も不運だと承知はしているが
それを受け入れて
すくすくと生きるには
多少の時間がかかる
随分多くそのような例がある
仕事に良い悪いもないようなものだが
やはりやりがいとか達成感とか役立ち度とか感謝され具合とか
多少の違いはあるとおもう
原因としては
成長のスパートと世間の制度とが一致しない場合がまずひとつあげられる
遅くなって自分の才能に気づいた場合は
実際に遅すぎるのだが、それでも、と考えるとして
対策としては
長く広い人生設計を考えるといいと思う
不遇な人には自由がある
仕事や報酬や地位に恵まれた人は案外狭い生活をしているものだ
誰にも知られずに好き勝手なことをして歩くことは
実質不可能になる
言いたいことが言えない場面がつづいているらしい
役割を演じているに過ぎず
コスプレごっこに近いものを感じていると思う
感じていないで
これがリアルと100%思えるならば
幸せな人だけれど
たいていはそこまで単純ではない
不遇だけれど言いたいことが言える人生かと思えば多少は慰めになる
別の原因としては
生育環境の貧しさとか親の勘違いとか
金銭的な意味での貧困とか
いろいろと考えられる